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薬局実務実習2011。 日本一厳しいと評判の薬局実務実習に堪える薬学生のブログ。最後まで更新できるのか?!!
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以前から何度か話にでてますが、分包機に関してです。今日、分包機を取り扱う中で最悪のミスをやってしまいました。

分包機から鳴り響くエラー音は紙の交換の合図。先生が「この紙の交換ができない奴はいつまで経ってもできない。せっかくの機会だから練習させてあげる。」っとのことで、私が交換をさせて頂いたのですが先生の指導スタイルでは1から10まで手取り足取り教えるようなことはしません。説明書きがあるから読んで理解してやって、それでもダメだったら聞きなさいというスタイルですので、ほぼ1人での交換ということです。スタートから仕組みが分からず戸惑い、少し先生にアドバイスをもらいながら作業を進め、終盤になり完成と思って試運転させてみると、紙は出てくるはずが逆戻り…。あきらかな異常ですが何がなんだか分からずボタンを押したまま…。気付いてボタンから手を離し停止させた時には紙が絡まっていました(T_T)
ここでの紙は分包紙ですので、薬が入る透明だったり、半透明な袋です!分かりにくいですが写真で載せてます。この袋に薬が入った後、熱をかけることで袋を閉じます。閉じる部分には熱と反応することでベタッとなるノリが塗ってあるのです。
今日は紙を上手くセットできてなかった為に、紙は熱をかける部分にからまり、熱によってノリがベタベタと機械にまとわりついてしまったわけです(x_x)

この部分にノリがまとわりつくと、正しく紙をセットしても、キレイに出てこずグシャグシャな状態ですので使い物になりません。
解決策はこびりついたノリをこすり落とすしかないので、針金のついた歯ブラシのようなものでゴシゴシこすり落とすのですが、見た目はキレイになっていても目で見えないくらい少しのノリが残っているだけで、正常な機能を果たさないのです。元に戻すのが非常に大変でした(>_<)先生がほとんどやってくれたんですけどね(汗)

しっかり仕組みを理解して作業に望めば、紙が逆戻りした時点ですぐに機械を止めれたので、こんな大げさな事態にならなかったです(T_T)先生からは「これが分包機をドンドン使わないといけない状況だったら、どれだけ支障がでるか分かったやろ?間違えて学ぶのが勉強だし、このミスを実習中にできたことは幸せなことだ。」っとフォローして頂きながら、「何をするにも自分の中で設計図を描いてから行動することが大切」だと、実習中に何度も言われてきたことですが改めて教えて頂きました。

もう分包機の紙の交換は任せて下さい!バッチリ交換できますし、もし間違っても修正できます☆間違わないようにすることが本当は大切なのかも知れませんが、間違ったおかげでこんなに貴重なことを学ぶことができたので、本当に感謝してます。



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