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薬局実務実習2011。 日本一厳しいと評判の薬局実務実習に堪える薬学生のブログ。最後まで更新できるのか?!!
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私が実習を初めてから薬局にカロリー0の飴を探しにこられた方2~3人いましたが、その時薬局にはカロリー45~50%カットの商品しかありませんでした(*_*)

それから翌週あたりに商品を見ているとカロリー0の飴が薬局内に置いてあるではないですか!なんとも素早い対応(>_<)
しばらく様子を見て売れたかな?っとチェックしていましたが、なかなか売れません…
偶然立て続けにカロリー0の飴を探している人が来たんだなと思いながら、カロリー0の飴について少し調べてみました(^0^)

「カロリーゼロの表示は本当にカロリーが0なのか?本当に0だとしたら、どうやって飴としての甘味が出せるの?」と思ったのですが

健康増進法というものに栄養成分などの表記の基準が定められていることが分かり、そこには

100ml(100g)あたり熱量が5キロカロリー未満なら、「0キロカロリー」と表示していいとあったのです!

厳密に言えば0キロカロリーではないことがわかりましたが、飴一粒が約2.5gくらいなので、ほぼ0キロカロリーと考えてよさそうですね!!

甘さの秘密はエリスリトールという甘味料で、砂糖の60~70%の甘さに相当しますがカロリーがほとんどないのが特徴(>_<)

なるほど、甘さとカロリー0の秘密は分かったぞ

ここから少し目線を変えて、カロリーを制限する必要がある疾患を想像すると糖尿病が1番にでてきました。
糖尿病の方がちょっと何かを口にしたくなった時なんかに「カロリー0の飴」は強い見方ですね!

続いて糖尿病の方のことを考えていると、食事の制限と運動療法、それでも上手く血糖コントロールができなかったら薬による治療を行なっていきますが、

糖尿病治療薬の副作用で一番気になるのは低血糖の症状ですね!食事の直前に飲むよう指示されている糖尿病治療薬は、薬を飲んだ後すぐに血糖を下げる作用があるため、食事の時間が遅れれば、低血糖の症状が現れます。低血糖になると意識はもうろうとして、眠気に襲われたり、頭痛、けいれん、ひどい場合は昏睡状態まで陥ってしまいます。

それ以外にも、体調や運動によって低血糖の症状は起こってきますが、低血糖が起きた時の対処としてブドウ糖の摂取が一番いいと習ったことがあります。ブドウ糖は自動販売機に売っているようなジュースに含まれていることが多いですが、今日は飴で対処できるのか考えてみましたー☆

先ほどのカロリー0の飴は血糖値にほぼ影響を与えないため低血糖には使えません。では普通の飴ならどうかというと、これも実用的ではないことが分かりました(x_x)
理由は、飴を口に入れる→飴が溶ける→吸収→血糖上昇!までの時間がかかるからです。ですから飴を食べるよりはブドウ糖を含むジュースを飲んだ方がいいですし、直接ブドウ糖を食べることが一番いいみたいです(>_<)

ただ糖尿病じゃなくても、低血糖になったりしますし、女性の方は月経の関係で周期的に低血糖になりやすかったりします。
だいたい夕方頃にふらつくとか分かっている場合でしたら、その時間帯前に飴をなめ始めるなどの使い方もいいかもしれませんね♪

最後になりましたが、実は今日…

あのカロリー0の飴がついに1袋売れました(´ー`)どれくらい甘いのか確認してみたいので、今度私も買ってみようかと思います(^^)



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