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薬局実務実習2011。 日本一厳しいと評判の薬局実務実習に堪える薬学生のブログ。最後まで更新できるのか?!!
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先週、医薬品卸売業の見学をさせて頂きましたが、そこで採用されていたバーコードを読み取ることによるピッキングによるミスを減らす取り組みを薬局でも実現できないのか考えてみました!

「処方せんにバーコードがついていれば、卸さんと同じシステムが採用できるのにな…」っと最初は考えたのですが、先生から本当にその考えで「卸さんと同じシステム」なのかどうかを考えるように言われ

最終的には全く同じシステムではないことも理解できましたー(>_<)
卸さんが行っているのは、病院や薬局からの注文に対し自社で作成した伝票と自社で用意した医薬品の棚にあるバーコードの読み取りを行う作業です。
それに対して私が考えたのは病院がだす処方せんにバーコードをつけてもらい、薬局でそれを読み取り薬局内の棚のバーコードと照合するというものです。
卸さんは自分の会社内で決めたバーコードを読み取ることで作業の効率をあげているのに対して、私の考えは病院と薬局という異なる場所であって、ましてや薬局のみが得をするようなシステムであることに気づきました☆

このように薬局のみが得をするようなシステムが存在すれば癒着もうまれます。何より薬局は病院のだした処方せんに書かれている薬を集める場所ではなく、処方せんから患者さんの病態を想像し内容が適切であるか判断した上で、薬を集め、説明して渡す場所である為、病院のだす処方せんを判断するのにバーコードは必要ないことまで考えることができました(^^)

結局バーコード読み取り方式は薬局では使えないんだな!
っと思っていたのですが、処方せんの内容を監査して間違いないとなった時点で薬局内オリジナルのバーコード付き処方薬一覧表を作って医薬品棚と照合すれば問題ないことも先生から教わりました(^0^)

今はまだできてないですが、一つのことから次々に発想して物事を関連付けたり、問題点を見極めたりする能力がついていけば、それは患者さんの為だったり、自分達の為だったり、とにかく良い方向に物事を運ぶ力になると思います。

実習生活ではそのような視野を広げる練習もたくさんしていこうと思います♪

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