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薬局実務実習2011。 日本一厳しいと評判の薬局実務実習に堪える薬学生のブログ。最後まで更新できるのか?!!
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漢方薬の勉強をしたのですが、風邪にはそれぞれの状態を判断するのが重要らしく「表」「裏」「寒」「熱」という考えを用いて判断を行っていきます。
表…体の表面
裏…体内
寒…寒い
熱…炎症がある

この組み合わせで表寒、表熱、裏寒、裏熱の4パターンの状態を決めることができますよね♪

1、風邪の引きはじめは、寒気がしてゾクゾクすることがありますよね?
これがいわゆる表寒という状態です!
この状態が進行していくと

2、のどが痛かったり、咳がでてきたりした場合、体の中が炎症を起こしているので裏熱という状態です!
葛根湯は体の表面を温める効果がありますが、1 or 2のパターンでどちらに効くでしょう?
簡単でしたね(笑)当然1です!葛根湯は温めてくれるので寒がったりする「寒」という状態に使用します。1の時に使えば効くけど2の時に使っては効かないので注意!

じゃあ、38.5度の熱があるが悪寒が止まらない…
この場合、「寒」「熱」どちらの状態と判断したらよいでしょうか?

これは漢方学的には「寒」という状態で、その人が感じているものをとらえることが大切なようです!
ですからこんな場合も体を温めてくれる葛根湯のようなものを用います。何となく熱があったら冷やして熱を下げたくなるのに、体を温めるところが漢方医学の面白いところですよね(^^)

そんな感じで他にも漢方のこと色々学びました☆シンプルに見えて奥が深く面白い分野です(^0^)

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