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薬局実務実習2011。 日本一厳しいと評判の薬局実務実習に堪える薬学生のブログ。最後まで更新できるのか?!!
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ある時からテレビでジェネリック医薬品のCMを見る機会が多くなったと思います!


ジェネリック医薬品を簡単に説明すると、Aという製薬会社が作ったお薬の特許が切れて、BやCの会社がAの薬と同じ成分で作ったお薬のことをジェネリック医薬品といいます(^^)


ちなみにジェネリック医薬品は、後発品とも呼ばれ、その対義語としてAの作ったお薬のことを、先発品と呼びます。




特許が切れて別の会社が作ったお薬なので、価格がやすいというメリットがあります!




今までは医師が処方した内容について、

処方せんの中にある「ジェネリックに変更可」という欄に医師のサインがあれば、内容が先発品であっても、ジェネリックに変更してよい!というものでしたが、


今では「ジェネリックに変更可」だった欄が「ジェネリックに変更不可」という欄に変わっています!



つまり医師のサインがない限りは先発品をジェネリックにかえていいというものてす!


制度をうまく反転させ、医師のサインの手間を省き、ジェネリック医薬品が世の中に出て行きやすいシステムができています(^_^)




何度もくどいようですが、
「ジェネリック変更不可」のサインがない処方せんは患者さんが希望すれば先発品をジェネリックに変更できるというものです!




ですので原田薬局さんの方では、そのような処方せんが来た場合には

ジェネリック医薬品について知っているか確認し、知らない方には説明した上で、ジェネリックに変更できる旨を伝えています!




ある人は

「安いならそれにして。」

またある人は

「お医者さんが書いてるやつの方がいいから、変更しないで。」


と言います。



このどちらの人も、これでいいのです!

患者さんには選択する権利があるので、先発品でもジェネリックでもお好きな方を選ぶことに意味があります(^^)/



自分が患者だとしたら、自分から「ジェネリックに変更して下さい」なんて言いづらいなと思うので、原田薬局さんのように「変更できますが、いかがなさいます?」という質問はとても嬉しく感じるとはずです!




患者さんが積極的に「ジェネリック医薬品に変えて欲しい」と言うようになる未来を想像するとなんだか楽しみです(´ー`)



ちなみに
写真は貼付剤の先発品とジェネリックをスケッチブックに並べている見本になります!原田薬局さんオリジナルのもので、患者さんが分かりやすいように工夫されていてビックリしました(>_<)



ジェネリック見本1
ジェネリック見本2
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