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薬局実務実習2011。 日本一厳しいと評判の薬局実務実習に堪える薬学生のブログ。最後まで更新できるのか?!!
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「このお薬だしとくね」

と医師に言われ


「1日3回毎食後に飲んで下さい」


と薬剤師に言われ


指示通りに飲むものの

「この薬飲んだ後、何だか頭痛くなるな…」

と感じてしまったら



あなたなら、どうしますか?



指示通りそのまま飲む人もいるでしょうし、黙って飲まなくなる人もいるでしょう!


今日出会った患者さんは、ある理由から、薬を飲まなくなっていました。

誰にも相談せずにいると、そのことを知らない医師は飲んでるものと思って処方を続けます。




そんな状況だった患者さんに、指導薬剤師の先生が次のどちらかの質問をしました!
「お薬ちゃんと飲めてますか?」
「お薬まだ残ってます?」

どっちの質問をしたのかは、よく覚えていませんが、この後の会話の流れで心の扉が開いたように、患者さんが話し始めたことと、その時の表情が忘れられません(>_<)



「実は薬飲んでないんだよね。検査の結果みても悪くないと思うのに、なんでずっとこの薬だすんだろう?」


っと患者さんが、疑問を吐き出してくれたので




飲んでないことを否定せずに、理由を聞き、優しくアドバイスを行いました。


このアドバイスの内容としては
医師に相談したら、副作用の少ないものや、味が苦くない飲みやすいものにかえてくれるかも知れないことなど、患者さんに有益な情報を与えて


医師は薬を飲んで効果のある状態での検査の値だと思って検査結果をみるので、もしかしたら、もっと強い薬を処方されるかもしれない

など不利益になるような情報も渡していました。



医師に話しにくいならメモを書いておいて、事務の人に渡すとかいう方法もいいかも知れないと話すと

「そっか、そっか!薬剤師さんは話しやすいな!良い情報をありがとう!」

っと、凄く気持ちの良さそうに帰っていかれました(^_^)


あんなにスッキリ疑問を残さずに帰った患者さんを見るのは初めてでしたので、凄く驚きながら、将来的に私も患者さんから話しやすく、悩みを相談しやすい薬剤師と呼ばれたいなと密かに思った今日の実習でした☆

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