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薬局実務実習2011。 日本一厳しいと評判の薬局実務実習に堪える薬学生のブログ。最後まで更新できるのか?!!
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最近漢方薬を学ぶなかで東洋医学の治療法には本治法は標治法という二通りがあることを学びました!イメージとして本治法とは病気そのものの根本から治し、標治法とは病気により現れている症状を治すといったもので大丈夫と思います。

ですから私がイメージしたのは
風邪を引いて熱がでているから解熱剤を使う!
↑これが標治法にあたり
風邪の原因菌に対して抗菌薬を使う!↑これが本治法だと思いました。
標治法も本治法も東洋医学の考え方ですが無理やり西洋医学に当てはめると私の想像した通りでいいのかも知れませんが、本来の東洋医学的ではこの考え方は間違いになるようです(;´Д`)
どういうことかと言うと、菌に感染して風邪を引くということは、体の巡りが悪くなっているからであって、巡りが良ければ風邪の原因菌にも感染しない。インフルエンザが流行しても、感染する人しない人がいるのは、その人達の体の巡りがどのような状態かが異なるからだと考えるようです。だから熱が出ているなら、熱を冷ますことが本治法にあたり、菌を追いだすことは標治法にあたるというのが東洋医学の考え方なのですね☆
なるほど!西洋医学と東洋医学では病気の原因がどこにあるかという考えが異なるから治療法が異なってくるんですねー(>_<)
西洋医学と東洋医学、どちらが優れているとかじゃなくて、どっちもの良いところをたくさん取り入れて様々な病気や症状に立ち向かわなければなりませんね!!
優先すべきは、本治法と標治法のどちらなのか?今現在行われているのはどっちなのか?などを、それぞれの場面で考えていけたらいいなと思います(^^)

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