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薬局実務実習2011。 日本一厳しいと評判の薬局実務実習に堪える薬学生のブログ。最後まで更新できるのか?!!
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以前、田中先生が過去に行なった薬物乱用防止講演の「ビデオ」を見せて頂いたことを、ブログにのせましたが

今日は、「生」の講演を見せて頂きました☆

対象は小学3年生~6年生

3年4年向けに40分

5年6年向けに40分

の2回の講演でしたが、先生はずっと立ちっぱなしで、マイクも使わずにしゃべり続け

私は立って生徒の反応を観察し続け


立っているだけで、足が…腰が…


80分以上しゃべり続けて、訴えかけ続けることを考えると、相当体力のいることなんだと思いました(-_-;)



10年ちょっと前は私も、体育座りをして「薬物乱用防止講演」を聞いている側でしたが
(まぁ~今日も聞いている側でしたが…)

今日は聞いている人の反応を見ながら、どういう話し方をすれば聞いてもらえるのか考えていました(^^)

やはり、定期的な話題転換の必要性を感じましたね。

誰しもが経験すると思いますが、講演中の睡魔!!

淡々と話続けては、眠くなることが目に見えてます。

これが、とある学者の講演会で、参加してみたものの淡々と喋るし眠くて、眠くて仕方なかった…

とかだったら、それはそれでいいのかな?と私は思います。本当にその学者の話が聞きたい人はきっとメモをとったり、学ぼうとして眠くならないはず!

それにその学者は講演を依頼されて、暇さえあれば研究したいのに、時間をさいてまで話をしているのなら淡々と話をしても仕方がない。

っと思います。

でも学校で行う薬物乱用防止講演は、例にあげたものとは全然違いますよね?

確かに学校から依頼されて、講演をしに行くという形ではありますが、子ども達の未来を左右することですし、そもそも子ども達は自分から「聞きたい!」なんて言ってないので

なんの工夫もなしに話し続けると、聞いてくれません。大人が眠くなるように、子どもも眠くなります。

せっかく良い薬があるのに飲んでくれなければ効果がない。

だから薬剤師は安心して飲んでもらえるよう、薬の説明をして薬を飲ませる。

これと同じように

せっかく素晴らしい薬物乱用防止の話をしても、聞いてくれなければ意味がない。
だから、聞いてもらえるよう工夫をする。

ということが大切になってくるんだと感じました!!


そう言った点で田中先生の講演を聞いていると、上手いんですよね。集中が途切れそうになった時に注意をひく技術が。

ビデオで見てたおかげで、話の展開から笑いをとったり、オチがくるぞって瞬間が分かっていたので、その前後を特に意識して観察していましたが

真面目な話が続く→飽きてきたかな?→笑いを取る→生徒はスクリーンに釘付け→そのまま大切なことを何度も復唱し覚えさせる。

といった流れで

眠くなったり、飽きたりして完全に話を聴かなくなる前に集中した状態に戻し、大切な話を続けるサイクルです。
とても効果的だと思います。



その効果があったためか、最後の質問タイムには積極的に質問をする生徒の姿や、話の中で覚えて欲しいと挙げた2点を生徒全員が大声で復唱してくれたりと

伝えたいことが伝わったであろう反応もみることができました♪


あの生徒たちが今日の講演を忘れず、薬物乱用防止に努めていってくれることを願っています☆彡

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