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薬局実務実習2011。 日本一厳しいと評判の薬局実務実習に堪える薬学生のブログ。最後まで更新できるのか?!!
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処方せんの中に

寝る前0.5錠という指示があったら

1錠の半分なので、半錠にします!!(笑)

なんだか当たり前のことを言いましたが半錠にするんです!

今日は、その半錠の作業を体験しました♪

錠剤には半錠にするための割線がついてあるものと、ついてないものもあって様々です!

「この錠剤は割線がないので半分にできませーん」
なんてことは許されませんので、なんとかして半分に割ります!

そのなんとかして割る作業を助けてくれるのが、半錠バサミ!半錠カッターなどです!

ハサミは半錠に切れるよう刃の部分が特殊な形になっていて

カッターは、箱を開けて錠剤をセットし、閉じて開ければ半錠になっているというものです☆

半錠にするカッターは自宅で半錠作業をする人の為に市販でも売られています♪

写真じゃ分かりにくいですが載せておきますね(>_<)


これらを使用して半錠にしたものは入れ物からだしてあるので裸の状態ですよね?


だから一包化の時と同じように分包機にセットして、袋にいれるのが一連の流れです(^0^)

この裸の錠剤を触るのは、アルコール消毒などを済ませた手なんですけども

いくら消毒済みでも長く握ったりしたものは気持ちが良いものではありませんね(x_x)

でも作業中には触れなければならないことも…

そんな時は
錠剤を二本の指で掴むのか
人差し指で滑らすように移動させるのか

どっちがキレイな錠剤なのかを考えるよう先生から問われました!

日頃、薬の質問をされても答えられない私でも瞬時に答えが分かる問いかけでしたー(^0^)(笑)

ただ、先生に言われるまで普通に二本指で掴んでいた私…

以後、気をつけます!!



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午前中は、近くの中学校が注文して下さった、クレベリンゲルという商品を届けにいきました☆

私はクレベリンゲルという商品の存在を知らなかったのですが、これは芳香剤のように部屋の中に置いて使う商品です!どのような効果があるかというと

二酸化塩素というガスをゆっくりと放出することで、その空間に殺菌、消臭作用を示してくれるというものです(^0^)

そちらの中学校では風邪やインフルエンザが流行る冬の時期に設置しているようです♪
これに合わせて、消毒用アルコールを用いた手指の消毒も行ってるためか、
冬の生徒の欠席率が周辺の学校よりも明らかに低いという話を伺いました!
なんだかクレベリンゲルの力が関与してそうですねー(>_<)

無害で効果ありそうなら全部の学校に置けばいいのに?
って思いませんか?

でも、学校となると教室は多いし、一つ一つの部屋が大きいので大量に購入しなければなりませんが、そうなるとお金の問題がでできます(x_x)

予算の配分は各学校で様々らしいです!保健用品にあてられる予算が十分にない場合は、このようなクレベリンゲルを購入することができません(*_*)学校の予算の話で薬剤師に無関係に思えますが、実は薬剤師の努力不足も関係があることを教わりました。

薬剤師が学校のプールの塩素をはかるなど学校薬剤師として働いていたにも関わらず学校の衛生管理にどんどん関与していかなかったから保健用品を買う予算も十分に組まれてないということです!

私はクレンベリンゲルを押し売りしたいわけじゃないですが、一部の学校の生徒だけ健康を手に入れるのではなく、どの学校の生徒も健康な生活を送る権利があり、それを守るのが周りの大人の仕事であると思います。

薬剤師という仕事が、ただただ調剤をするだけの仕事で終わってはいけないのだということを強く感じることができました(>_<)

最後に私事にはなりますが、この冬もインフルエンザが流行るでしょうからクレベリンゲルを部屋に置いてみようと思います(^0^)


薬には色々と種類がありますが使用するにあたって特に注意が必要である薬剤をハイリスク薬として国が指定しています!

ハイリスク薬…名前の通りにリスクが高い薬になります。

色々ありますが一つ例をあげるなら糖尿病の治療に使う薬はこれに分類されています!

これ以外の薬だとリスクが低くて全部安全なの?って思いそうになりますが、そうではありません。
ハイリスク薬に分類されていなくてもリスクが高い薬は他にもありますが、とりわけこれだけはまず徹底していこうというものを国が指定しています!
ハイリスク薬の種類を学ぶことの意義は以前勉強したレセプトにも関わってくるのですが、理由はハイリスク薬の服薬指導において

服用状況、効果の発現状況、注意すべき副作用に係る自覚症状の確認、注意すべき併用薬の確認や、副作用の対処方法、薬の使用、保管等の取り扱いの説明などを行った場合に「特定薬剤管理指導加算」という点数が加算されます。

この加算を受けるには指定されたハイリスク薬の服薬指導でなければなりません。

つまりハイリスク薬が何かを知らずに「この薬はリスクが高いし、ちゃんと服薬指導できたから特定薬剤管理指導加算の請求ができる」などとやっていては悪気がなくても不正請求を起こすことに繋がります(x_x)

ですから保険薬局の業務をする上では必ず知っておかなければならないことですね!

専門用語の説明は省き、ハイリスク薬を最後にまとめてみました(>_<)

抗悪性腫瘍剤   免疫抑制剤
不整脈用剤    抗てんかん
剤血液凝固阻止剤 ジギタリス製剤
テオフィリン製剤 精神神経用剤
すい臓ホルモン剤 糖尿病用剤
抗HIV薬     カリウム製剤(注射剤のみ)


今日は実際に服薬指導を行わせて頂きました!

チャンスを与えられた時、今日こそバシッと決めてやるという気持ちに切り替えて、処方監査を行い、薬歴も確認!!
準備は万端と思い患者さんを呼んだのですが
まずはこの説明、次はこの説明、えーっと次は何の説明だっけ?あれ?何やらなきゃいけないんだっけ…副作用はどんなのがあるっけ?

結局今日も上手くできませんでしたー(x_x)

その後、復習と反省をする中で先生から抗菌薬の説明が全然できてないことを指摘されました。
正直言うと抗菌薬は苦手です。というか、種類も特徴も全く分かっていません(*_*)

いつか、ちゃんと勉強する!いつか勉強する!っと思いながら、結局ここまできてしまったので今日の服薬指導でも説明できませんでした…

今日の午後は抗菌薬について勉強する時間を頂いたのでしっかり勉強しようと思います(>_<)

苦手意識を払拭し、むしろ他の人に教えられるよう頑張ります!!


午後は抗菌薬の勉強を行いました!

先生が用意して下さった資料を用いて勉強したのですが、人生そんなに甘くありませんでした…

抗菌薬についてほぼ無知だった為、他人に教えられるレベルどころか、まだまだ私自身が内容を理解できていないという状態です(x_x)

ただ、学ばなければならないポイントは見えてきました☆
例えば、抗菌薬によって効果が濃度依存性なのか、時間依存性なのかを学ぶことで、その抗菌薬の正しい使い方が想像できますね。
濃度依存性ならば1日1回ドバッと使った方が効果がありますし、時間依存性なら菌と抗菌薬の接触する時間が長いほど効果があるため、1日に数回使った方が効果的です!

抗菌薬は1日3回毎食後と勝手なイメージで覚えていましたが、種類によっては1日1回朝食後という使い方もあるようで、もっと勉強が必要だと感じました(*_*)

まだまだ人に教えられるレベルには程遠いですが、せっかく抗菌薬を得意とするチャンスがきたので、今日学んだことをベースに勉強を続けていこうかと思います(^0^)


私が実習を初めてから薬局にカロリー0の飴を探しにこられた方2~3人いましたが、その時薬局にはカロリー45~50%カットの商品しかありませんでした(*_*)

それから翌週あたりに商品を見ているとカロリー0の飴が薬局内に置いてあるではないですか!なんとも素早い対応(>_<)
しばらく様子を見て売れたかな?っとチェックしていましたが、なかなか売れません…
偶然立て続けにカロリー0の飴を探している人が来たんだなと思いながら、カロリー0の飴について少し調べてみました(^0^)

「カロリーゼロの表示は本当にカロリーが0なのか?本当に0だとしたら、どうやって飴としての甘味が出せるの?」と思ったのですが

健康増進法というものに栄養成分などの表記の基準が定められていることが分かり、そこには

100ml(100g)あたり熱量が5キロカロリー未満なら、「0キロカロリー」と表示していいとあったのです!

厳密に言えば0キロカロリーではないことがわかりましたが、飴一粒が約2.5gくらいなので、ほぼ0キロカロリーと考えてよさそうですね!!

甘さの秘密はエリスリトールという甘味料で、砂糖の60~70%の甘さに相当しますがカロリーがほとんどないのが特徴(>_<)

なるほど、甘さとカロリー0の秘密は分かったぞ

ここから少し目線を変えて、カロリーを制限する必要がある疾患を想像すると糖尿病が1番にでてきました。
糖尿病の方がちょっと何かを口にしたくなった時なんかに「カロリー0の飴」は強い見方ですね!

続いて糖尿病の方のことを考えていると、食事の制限と運動療法、それでも上手く血糖コントロールができなかったら薬による治療を行なっていきますが、

糖尿病治療薬の副作用で一番気になるのは低血糖の症状ですね!食事の直前に飲むよう指示されている糖尿病治療薬は、薬を飲んだ後すぐに血糖を下げる作用があるため、食事の時間が遅れれば、低血糖の症状が現れます。低血糖になると意識はもうろうとして、眠気に襲われたり、頭痛、けいれん、ひどい場合は昏睡状態まで陥ってしまいます。

それ以外にも、体調や運動によって低血糖の症状は起こってきますが、低血糖が起きた時の対処としてブドウ糖の摂取が一番いいと習ったことがあります。ブドウ糖は自動販売機に売っているようなジュースに含まれていることが多いですが、今日は飴で対処できるのか考えてみましたー☆

先ほどのカロリー0の飴は血糖値にほぼ影響を与えないため低血糖には使えません。では普通の飴ならどうかというと、これも実用的ではないことが分かりました(x_x)
理由は、飴を口に入れる→飴が溶ける→吸収→血糖上昇!までの時間がかかるからです。ですから飴を食べるよりはブドウ糖を含むジュースを飲んだ方がいいですし、直接ブドウ糖を食べることが一番いいみたいです(>_<)

ただ糖尿病じゃなくても、低血糖になったりしますし、女性の方は月経の関係で周期的に低血糖になりやすかったりします。
だいたい夕方頃にふらつくとか分かっている場合でしたら、その時間帯前に飴をなめ始めるなどの使い方もいいかもしれませんね♪

最後になりましたが、実は今日…

あのカロリー0の飴がついに1袋売れました(´ー`)どれくらい甘いのか確認してみたいので、今度私も買ってみようかと思います(^^)




打撲や腰痛、筋肉痛などの痛みや炎症をとる薬として、飲み薬から貼り薬、塗り薬と使い方によって色々ありますが

手が痛い時は、貼り薬より塗り薬の方が向いていると思いませんか?手に湿布を貼っていては水を扱えませんよね(x_x)ですから手の炎症や鎮痛目的では塗り薬がよく使われるんですが

塗り薬を使った後どれくらいで皮膚に吸収されるのでしょうか?
それが分からないと、塗ってすぐ水を使った為に洗い流され、薬の効果がないなんてことになってしまうと思います(^^;)

こんなことを疑問に思ったのですが、まだ勉強不足で納得のいく答えが出てません(>_<)

早いうちに調べて、勉強しておきたいと思います!


昨日のカロリー0の飴の続きになりますが、写真の中にコッソリ低GIという文字が写っているのに気づきましたー?
私は全く気付きませんでした(^^;)完全にカロリー0に意識がいってしまってましたが、先生からGIについてもしっかり勉強した方がいいことを教えて頂きました♪

GIとはグリセミック指数 (glycemic index) という、炭水化物が消化されて糖に変化する速さを相対的に表す数値らしいので、このGIの値が高い食品を食べると血糖の上昇が短時間で、逆に低い値では緩やかな血糖上昇が起こるということです。

つまり、糖尿病の患者さんから「どんな食べ物を食べたらいいの?」
っと質問されれば、食品どうしでGI値を比較すればよさそうです(^0^)
例えばうどんとそばのGI値の比較では、うどん79に対してそばは58という違いがありました☆

それぞれの食品のGI値を知っているのと知らないのでは全く違う薬剤師になりそうですねー(>_<)


今日は医薬品の卸売業さんの見学をさせて頂きました♪

原田薬局さんで取り扱う薬は約1000品目!これは薬局の中ではかなり多いほうです!私が実習でお世話になった総合病院では約2000品目でした。やはり総合病院となると更に取り扱う品目数が増えますね!
そして今日見学させて頂いた卸さんの取り扱う医薬品は…約3600品目だそうです(>_<)
非常に多くの医薬品を取り揃えてはいますが、倉庫内は広く圧迫感は全くありませんでした!一つ一つが余裕を持って配置されているため、確認しやすかったですし、医薬品の取り間違いを防ぐため、伝票と薬品棚にあるバーコードを照合するという体制をとっているようです(^^)その成果もあって、ここ数年在庫数のズレは全くないそうです☆

医薬品の保存には温度も重要な要素ですので、低温で保存が必要なものは保冷に優れたケースで内部の温度を外から確認できるような特殊なものに入れて運ぶそうです!

薬局で患者さんにお薬を渡すまでに、様々な工夫がされるように、医薬品が病院や薬局に届くまでにも様々な工夫がされているんですね(^0^)

卸さんの中で働く管理薬剤師の業務についても学びましたが、薬事関連、品質の管理、情報管理、教育研修管理など幅広い分野の管理を任されるということで、病院や薬局とは違った薬剤師職能を活かす場があることを学びました♪



やらかしてしまいました…

今日やってしまったピッキングでのミスはウリンメット配合錠とウリンメット配合散の取り間違いです(x_x)

錠なのか散なのかしっかり見てなかった為に失敗しました…

初めてミスした時、ウリンメット配合錠とウラリット錠を取り間違えてしまい、それ以後ウリンメット、ウラリットの文字を気にしすぎていました。それでミスがなくなると思っていたのに、結局ミスを…

前回学んだはずですが、ピッキングには余計な考えはいらないですね。前回のミスも何もかも忘れて、一つ一つ最後まで名前を読むだけ!
なんでこんな簡単なことができないんだろう(T^T)

でも何が悪いって失敗した後に、すぐ立て直して正しい薬を集めて来れないことです。頭の中真っ白になってしまうのが本当に自分のダメなところだと思います。いつでも冷静に判断しなきゃいけない薬剤師が自分のミスで取り乱してたら仕方ありませんよねー。

ミスらないことを目指しますが、万が一ミスした時も冷静に対処できるようになります!!


実習始まってから学校のプール検査に行きましたが、今日はプールの消毒に使われる塩素を取り扱う会社の方とお話をさせて頂きました!

一般的に多く使われていたものは、次亜塩素酸というものです!これが有機とか無機という分類の中の無機化合物にあたるもので、最近力をのばしているのが、有機化合物のシアヌル酸系の塩素というものだそうです!

シアヌル酸系はどのような点で優れているから力をのばしているかと言うと、次亜塩素酸より安価であることが一つの理由。

もう一つは、次亜塩素酸の弱点である紫外線に対して強く、安定的にプールのpHを保ってくれるそうです(>_<)

では、なぜすぐに広まらないのか??それは以前から次亜塩素酸が使われてきて、プールの中に塩素を送り込むポンプそのものが次亜塩素酸専用機であり、シアヌル酸系に切り替えるとなるとポンプの取り替えも必要だからだそうです(^^;)

んー、でも本当に使いやすくて安全なら近い未来はシアヌル酸系が当たり前になってくるんですかね(>_<)?

プールのシーズンは去りましたが今後も塩素には注目していきます(^^)


先週、医薬品卸売業の見学をさせて頂きましたが、そこで採用されていたバーコードを読み取ることによるピッキングによるミスを減らす取り組みを薬局でも実現できないのか考えてみました!

「処方せんにバーコードがついていれば、卸さんと同じシステムが採用できるのにな…」っと最初は考えたのですが、先生から本当にその考えで「卸さんと同じシステム」なのかどうかを考えるように言われ

最終的には全く同じシステムではないことも理解できましたー(>_<)
卸さんが行っているのは、病院や薬局からの注文に対し自社で作成した伝票と自社で用意した医薬品の棚にあるバーコードの読み取りを行う作業です。
それに対して私が考えたのは病院がだす処方せんにバーコードをつけてもらい、薬局でそれを読み取り薬局内の棚のバーコードと照合するというものです。
卸さんは自分の会社内で決めたバーコードを読み取ることで作業の効率をあげているのに対して、私の考えは病院と薬局という異なる場所であって、ましてや薬局のみが得をするようなシステムであることに気づきました☆

このように薬局のみが得をするようなシステムが存在すれば癒着もうまれます。何より薬局は病院のだした処方せんに書かれている薬を集める場所ではなく、処方せんから患者さんの病態を想像し内容が適切であるか判断した上で、薬を集め、説明して渡す場所である為、病院のだす処方せんを判断するのにバーコードは必要ないことまで考えることができました(^^)

結局バーコード読み取り方式は薬局では使えないんだな!
っと思っていたのですが、処方せんの内容を監査して間違いないとなった時点で薬局内オリジナルのバーコード付き処方薬一覧表を作って医薬品棚と照合すれば問題ないことも先生から教わりました(^0^)

今はまだできてないですが、一つのことから次々に発想して物事を関連付けたり、問題点を見極めたりする能力がついていけば、それは患者さんの為だったり、自分達の為だったり、とにかく良い方向に物事を運ぶ力になると思います。

実習生活ではそのような視野を広げる練習もたくさんしていこうと思います♪


漢方薬について勉強を行いました♪

漢方薬はメーカーがだしてある医療用医薬品のものから、薬局で生薬を混ぜて漢方薬とする薬局製剤のものとがあります!

医療用医薬品は処方せんがなければ用意できませんが、薬局製剤なら処方せんは不要です!
薬局製剤とは薬局に一定の構造があり、薬剤師が製造許可を得ていれば作ることができるもの、いわゆる薬剤師の手作り医薬品ですねー(>_<)
薬局製剤には漢方薬以外にも風邪薬だったり、胃薬などもあるんですよー(^^)

原田薬局さんは一定の構造があり、製造許可も得ているため薬局製剤を作ることができるんです♪ですから、来週あたりに他の薬局の実習生と一緒に原田薬局さんで漢方薬を煎じたりさせて頂きます(>_<)

その予習と思って薬局製剤のことから勉強したのですが、色々と決められていることが多くて、今日だけじゃ頭に入りませんでしたー(x_x)

来週の共同実習までには薬局製剤のことを教えてあげたり、高いレベルの会話ができるようしっかり勉強していこうと思います(´ー`)


今日は製薬会社の工場見学に行ってきましたー (^^)

製薬会社の工場はGMP(Good Manufacturing Practice)という医薬品の品質管理基準に則り、徹底して品質管理を行っているといった印象を強く受けました。
例えば人為的なミスを減らすために、医薬品の原料を秤量しそれを機械に入れる流れにおいては、秤量する人、それを確認しレシートを印刷する人、印刷されたレシートを確認して機械に原料を投入する人といったようにできる限り人の目を使い常にチェックを行うような取り組みがされていました。

また汚染や品質の低下防止についても様々な工夫がされていましたが、私が一番印象に残っている説明があります↓
「これだけカメラや人の目を使って出来上がったものをチェックするってことは自分のとこの製品に自信をもって出荷する為です。それは他の会社から購入したビンやゴムなど、自分のとこで作った薬だけでなく、その薬を入れる容器にも問題がないかしっかりチェックすることが大切です。」

この考えは薬局においても同様だなと思いました!薬局が患者さんに渡す薬や、薬の説明書、薬袋全てに責任を持って渡すために、服薬指導前に徹底した監査を行っていくことが重要ですね。
なんだか昨日のバーコードの話とも通じるとこがあるように思います。

医薬品があれほどまでにクリーンな環境で作られていることに驚きましたし、安心もしました。後は、医師が処方した薬を、製薬会社が品質、安全を守って作った薬を、患者さんが安心して飲んでもらえるように薬剤師がしっかり服薬指導しなくちゃいけませんねー(^0^)


以前、手書きの処方せんに食後という意味合いで「n」の文字が使われていましたがドイツ語の「nach dem essenの略だそうです!

また薬歴簿の中からは「DM」という略語が…これはラテン語で「diabetes mellitus」の略で糖尿病のことだそうです!

正直言うと、ドイツ語?ラテン語?全くわかりませんー(ノД`)
ですので略語はその場その場で覚えていかなければ全く通用しないですね(^^;)
知らないことが多すぎます(>_<)日々勉強ということですね!
はい、明日も頑張ります!!


今日は実習始まってから3回目の学校環境検査に行きましたー(^^)
3回目ということで今日の検査はほぼ私に任せて頂いたのですが、やはり黒板の彩度を判断するのが非常に難しいです(>_<)この検査は黒板の劣化具合をみる検査ですので、基準に対して不合格なものがあれば学校は速やか新しいものに取り替える等の処置をしなければならないわけです。
自分の判断じゃ厳しいところは先生の力を借りて何とか検査を終えました!
これで空気中のホルムアルデヒド、トルエン、教室と黒板の照度、黒板の彩度、プールおよび水道水の水質検査、これらの検査は器具さえあれば私1人でもできるようになったということですよね(>_<)

私が1人の薬剤師として学校を訪れる姿が少し想像できましたー☆

ただ、まだまだ出来てないことが多すぎるので引き続き日々の実習生活を頑張っていこうと思います(^0^)


お肌のシミは年齢を重ねるごとに気になりますよねー(^^;)

シミの種類には、虫さされなどの炎症の後のシミや、紫外線によるシミなど種類がありますが、女性ホルモンのバランスが影響してできるシミに肝斑(かんぱん)というものがあるそうです。その症状は、とくに額、ほほ骨のあたり、口の周辺に左右対称に広がるのが特徴です。
この肝斑というシミに対して効果がある薬がOTC医薬品の中にあります!

その主な成分としてトラネキサム酸というものなのですが、医療用医薬品のトラネキサム酸を調べてみると、血を止めたり、炎症や、アレルギーによる蕁麻疹などを止める薬として保険適応が認められていました!

んー?医療用のトラネキサム酸には肝斑に適応があるとは書いてません…

これについて調べてみると、止血や、抗アレルギー薬として使っていたら偶然シミが消えていくことを発見したらしいので、もともと医療用医薬品には肝斑への適応は書かれていません。
ですから病院などでは適応外使用として医療用医薬品のトラネキサム酸を使用することがあるそうです!
適応外使用ってことは保険が効かないので患者さんの同意のもとに行われる自由診療ということになりますねー(>_<)

そんな中、肝斑に効くんならということで後からOTC医薬品のトラネキサム酸が登場したようです♪この肝斑に効くとして作られたものは第1類医薬品ですが…なんと第3類医薬品にもトラネキサム酸を含む医薬品があるではないですか!?ちなみに第3類医薬品の方は口内炎に対して使用するもので炎症を抑える目的で使用します。
トラネキサム酸以外の成分は異なる部分もありますが、メインのトラネキサム酸の用量は全く同じのようです(^^;)
なぜトラネキサム酸の用量までも同じで1類と3類まで差があるのでしょうか!?

これはどうも肝斑に対して効くと言っても、新しく発売されたばかりですので、市販後調査中ということが原因のようですね。ですから時間が経って問題なければ1類から2類、2類から3類医薬品に変わっていくかもしれませんねー(^^)
1類医薬品は薬剤師のいるところでしか売れないので、この商品が気になった方は薬剤師のいるお店で確認してみてください(^0^)


今日はOTC医薬品の販売をする機会が多かったです!
医薬品の成分の中にリゾチームというものがありますが、これは鼻や喉の炎症に対して有効だったり、痰が絡みにくくする作用があります♪
リゾチームは鶏の卵の卵白から抽出する成分ですので、鶏の卵にアレルギーがある人はリゾチーム含有医薬品を使用することで、同様のアレルギー症状が現れる恐れがあります(^^;)
ですから、これを含む医薬品を取り扱う時には卵アレルギーの確認を行わなければなりませんが、今日はそれが出来ていせんでした(x_x)薬局内のOTC医薬品は一通り目を通していましたし、風邪薬にリゾチームを含むものがあるのも確認していたのに、ここぞという時に力を発揮できませんでした(T^T)

OTC医薬品は医療用医薬品と違って複数の成分を含むことが多いので、成分一つ一つを知ってないと様々な製品の比較ができません。

覚えることも多く、患者さんに適したものを選ぶのは非常に難しいです(>_<)
でも薬剤師が販売するなら、薬剤師は当然詳しくなければなりませんよね!
それに先生の話では災害時にOTC医薬品が活躍したという話も聞きましたし、医薬品が十分に入手できない状況で必要な知識は医療用医薬品、OTC医薬品全ての知識ですね!
全部知って薬剤師!知らなきゃ、薬剤師の免許を持っただけの人…
全部知って、必要な時に必要な知識を出していけるようになりたいです(>_<)


漢方薬の勉強をしたのですが、風邪にはそれぞれの状態を判断するのが重要らしく「表」「裏」「寒」「熱」という考えを用いて判断を行っていきます。
表…体の表面
裏…体内
寒…寒い
熱…炎症がある

この組み合わせで表寒、表熱、裏寒、裏熱の4パターンの状態を決めることができますよね♪

1、風邪の引きはじめは、寒気がしてゾクゾクすることがありますよね?
これがいわゆる表寒という状態です!
この状態が進行していくと

2、のどが痛かったり、咳がでてきたりした場合、体の中が炎症を起こしているので裏熱という状態です!
葛根湯は体の表面を温める効果がありますが、1 or 2のパターンでどちらに効くでしょう?
簡単でしたね(笑)当然1です!葛根湯は温めてくれるので寒がったりする「寒」という状態に使用します。1の時に使えば効くけど2の時に使っては効かないので注意!

じゃあ、38.5度の熱があるが悪寒が止まらない…
この場合、「寒」「熱」どちらの状態と判断したらよいでしょうか?

これは漢方学的には「寒」という状態で、その人が感じているものをとらえることが大切なようです!
ですからこんな場合も体を温めてくれる葛根湯のようなものを用います。何となく熱があったら冷やして熱を下げたくなるのに、体を温めるところが漢方医学の面白いところですよね(^^)

そんな感じで他にも漢方のこと色々学びました☆シンプルに見えて奥が深く面白い分野です(^0^)


私はタバコを吸いませんがニュースなどではタバコの増税などよく耳にしますねー(^^;)

田中先生の薬物乱用防止講演の中でもタバコの話はでてきますが、小学生に20歳になるまでタバコはダメという説明をする中に「時代が違う」という表現で語りかける場面があるのですが、その内容は

以前、バレーボールのオリンピック代表を決める際に一流プレーヤーでも喫煙者であった為に代表から外されたことや、とある大学の募集要項に「非喫煙者」であることと記載がある話や、公共の場は分煙化されタバコを吸う場所が指定されているように、昔とは違う時代なんだ、ということを伝えていました!

確かに!っと思います。本当にそうですよね。
そんな中、昨日の夜に病院が完全に禁煙を行うことで診療報酬にも加算をつけるとか、つけないとか言う話を厚生労働省が提案したことを知りました!

医療機関なら、当然禁煙であるべきだと私は思います。病院の診療報酬の件が現実となった時に病院での採用情報は「非喫煙者であること」という項目が出てくることは容易に考えられますね(^^;)
タバコを吸っている人は働く場所も制限されてくることになります。

本当に時代が違うんですね。
それならば、まだまだ未来のある子ども達にはタバコを吸ってほしくない。20歳までと言わず、ずっと吸って欲しくない。そんな気持ちになりました。
今度、小学校の薬物乱用防止講演の中で少しだけ時間を頂き子ども達の前で話す機会があるので、こういった想いを少しでも伝えられたらいいなと思います(>_<)


禁煙の流ですが、時代が禁煙を求めるなら、禁煙を始めようとする人がでてきます。

タバコはやめるのが難しいと聞きますが、原因はニコチンですね。依存性があり、体からなくなると吸いたくなるの繰り返しのようです。

どうしてもタバコをやめたいとう人の為に医薬品としても禁煙を補助するものがあります!

ニコチンが原因なので、タバコの煙りではなくニコチンガム、ニコチンパッチとして経路を変え徐々に量を減らすなどする禁煙方法が有名ですね。
OTC医薬品としても売ってますので薬局で買うことができます♪

最近では、病院に禁煙外来という仕組みがある場所もあり医師と共に禁煙に立ち向かうことができます。診断によって保険がきくそうです(^0^)
さらに病院ではニコチンを含まない飲み薬で禁煙を助けてくれるものもあるそうです!!これは脳に作用し、ニコチンが体からなくなった時の苦痛を和らげる作用と、タバコを美味しくないと感じさせる作用があるようです!

本気で禁煙するなら、病院にかかった方がいいような気がしてきますねー(>_<)

とにかく一言で禁煙と言っても方法はいくつかありますので、薬剤師としても禁煙を目指す人の為に適切なアドバイスができるように勉強しておかなければいけませんね(^0^)


今日は他の薬局の実習生と一緒に薬局製剤についての学習を行いました!
実習内容としては葛根湯作りです(^0^)
葛根湯は、名前の由来であるカッコンや、マオウ、タイソウ、ケイヒ、シャクヤク、カンゾウ、ショウキョウ、これら7つの生薬から構成されています(>_<)
薬局製剤を作る場合は、製造機録をとりながらの作業ですので、原料の生薬がどこのメーカーで製造番号は何番なのか記録を残しながら、一つ一つを秤量してティーパックに入れました(^0^)これに添付文書と薬袋を添えて薬局製剤の葛根湯が完成です♪
たった一日分の秤量をしたのですが、予想以上に時間がかかりました(^^;)おまけに、操作一つ一つも学校で習う基本操作から、ミスを防ぐような工夫も全くできておらず、何やってんだよ状態だったので、キッチリ先生に教えて頂きました(>_<)

「あれ?ちょっと待った。生薬をティーパックに入れる!?それ買ったら、自分で煎じるの?」

はい、良い質問がでましたね☆そうなんです!購入者した方が自分で煎じて葛根湯を作り、飲んで頂きます☆もちろん薬局で煎じることもできるようですが、その場合は煎じたものが長持ちしないため一日分のみの対応となるようです(´ー`)自分で煎じるとなると敬遠したくなりますが、煎じ方も簡単ですし、説明書きがちゃんとあるので心配なく出来ると思います(^^)
今日は煎じるとこまでやらせて頂き、完成品を写真で載せてますが、風邪に効きそうな色をしてますよね(笑)
とにかく、なんとか出来上がってよかったです( ̄∇ ̄)
薬剤師の特権とも言える薬局製剤ですが、実際にやってみて大変さも学ぶことができました。大変だけど、薬剤師にしかできないこと。それを活かし「薬剤師が作ってくれた薬だから、安心して使える!」っと言ってもらえるような薬局だったら素敵だと思いませんかー(^^)?薬局で勤めるなら魅力的な業務の一つだと思います!
今日一緒に実習してくれた実習生の方は本当にありがとうございましたm(_ _)m残りの実習も頑張っていきましょう!




薬局製剤続きです。
薬局製剤として作った葛根湯が売れたとします!でも次の日には昨日売れた葛根湯の原料であるカッコンに問題があるとメーカーから発表があり、緊急で回収することになった時、どうやって購入者を特定しましょう?

現実的から、非現実的なことまで含めて並べてみると、
□自分の薬局HPや、薬局内に張り紙をするなどの方法
□ニュース番組や、新聞に依頼する
□地域の人なら手当たり次第に電話をかけ確認。その際に口コミでも広めてもらうよう依頼
□行政に依頼して町中に広めてもらう
など様々な方法があると思います。薬局に処方せんを持ってきた人なら薬歴簿を見て連絡先が分かるのですが、OTC医薬品のみを買いに来られる方もいますし、そんな方は薬歴簿が存在しません。

そんな時に意外なものが役に立って個人を特定出来ることがあるのです(^^)それはポイントカードです(>_<)
処方せんの関係する薬に関してはポイントカードは使えませんが、OTC医薬品や薬局製剤を買うときにポイントカードが使えるようなシステムにしておけば誰がいつ何を買ったかの把握はすぐに出来ますね♪

ポイントカードがただ割引目的なんかじゃなくて、このような緊急時に思わぬ力を発揮することを学び驚きました(^^)/



捻挫などをした時に、手首や足首を固定する際にテーピングテープを用いますよね?
見た目はテーピングテープに似ていますが、キネシオロジーテープというものがあることをご存知でしょうか?もちろん私は全く知りませんでした(^^;)
キネシオロジーとは運動機能学と訳されるようです。運動機能学に基づくテープということですよね?なんだか凄そう(>_<)
実際の効果としては筋肉の伸びを制限することにより痛みの緩和や予防をはかったり、筋肉の過剰伸びを防ぐことで怪我防止に使われたりするようです!
筋肉の伸びを制限するだけなので、テーピングテープのようにガチガチに固定するわけではないみたい(^0^)
キネシオロジーテープを貼った部分は筋肉の伸びを制限すると同時に、適度に筋肉を引っ張ってくれるので血流がよくなり新陳代謝があがる効果があるそうです!つまり、肩こりや冷え性にも効果があるとか☆

調べた限りは悪いことなしのキネシオロジーテープですが、実際の使い心地はどんなものか気になります(>_<)使ってみないと心から人にオススメできないので、今度運動する時に使ってみようかと思います♪




最近漢方薬を学ぶなかで東洋医学の治療法には本治法は標治法という二通りがあることを学びました!イメージとして本治法とは病気そのものの根本から治し、標治法とは病気により現れている症状を治すといったもので大丈夫と思います。

ですから私がイメージしたのは
風邪を引いて熱がでているから解熱剤を使う!
↑これが標治法にあたり
風邪の原因菌に対して抗菌薬を使う!↑これが本治法だと思いました。
標治法も本治法も東洋医学の考え方ですが無理やり西洋医学に当てはめると私の想像した通りでいいのかも知れませんが、本来の東洋医学的ではこの考え方は間違いになるようです(;´Д`)
どういうことかと言うと、菌に感染して風邪を引くということは、体の巡りが悪くなっているからであって、巡りが良ければ風邪の原因菌にも感染しない。インフルエンザが流行しても、感染する人しない人がいるのは、その人達の体の巡りがどのような状態かが異なるからだと考えるようです。だから熱が出ているなら、熱を冷ますことが本治法にあたり、菌を追いだすことは標治法にあたるというのが東洋医学の考え方なのですね☆
なるほど!西洋医学と東洋医学では病気の原因がどこにあるかという考えが異なるから治療法が異なってくるんですねー(>_<)
西洋医学と東洋医学、どちらが優れているとかじゃなくて、どっちもの良いところをたくさん取り入れて様々な病気や症状に立ち向かわなければなりませんね!!
優先すべきは、本治法と標治法のどちらなのか?今現在行われているのはどっちなのか?などを、それぞれの場面で考えていけたらいいなと思います(^^)